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私にとってとても心地よいものの一つに
Mozartの音楽がある。
歌い手やって20数年経つけど、
その間、いろいろな作曲家に取り組んできた。
でも、必ず戻ってくるのがMozart。
何故かとても心地よい。
アリアもたくさん歌ってきたし、
相変わらずピアノ曲も弾いている。
モーツァルトの作品は、どれも音が少ない。
ピアノも、室内楽も、歌も。
そして、音の変更を許さない作曲家だった。
この時代は、ダカーポアリアが主流で、
繰り返し部分は、歌い手によって変奏されるのが通例。
だけど、モーツァルトはそれを良しとはしなかった。
唯一やっていいのは、カデンツ部分。
ここは、歌い手の力量の見せ所。
音が少ないから、特にピアノはコンクールには向かない。
わたしも、なかなか思うようにコントロールできない。
響かせたいけど、ペダルだと響きすぎる。
そうなると、奏者の力量なんだよ…
本当に難しいよ。
でも、何故か惹かれる。
テンポ感も、音の運びも、
私には心地よい。
あの時代に演奏していた気がするな…
モーツァルトの弾き方教えてくれる人、いませんか?
私の伴奏してくださいませんか?
今、無性にモーツァルトの時のような気がする…